"Sun Machine" セルフライナーノート
今作で三部作の完結です。「Slow Burn」「24」「Sun Machine」と三曲。各々曲の振り幅があって、でもどれも確実に今のYOMOYAが現されていて…どうでしたか?聴き応えがあったんじゃないでしょうか。楽しんでもらえてたら嬉しいです。
前述したように、今回は詞のモチーフを何にするかに試行錯誤し、書き方も今までとは違うやり方を試しました。「Slow Burn」は疫病と猜疑心、「24」は山本特有?のフラッシュバックについて。「Sun Machine」はフォトブックをモチーフにしました。
写真から風景を切り取り、想起されるストーリーを当てこんだという感じです。
昨年都内で開催されていたアレック・ソスの写真展に縁があって出向き、個人的に感じるものがあったのでフォトブックを購入しました。その中にあった、夕暮れ時(早朝かもしれない)のお墓のある丘に静かに佇む人と遠景のある写真に惹かれ、自然と思いついたショートストーリー的なものを当てこんで詞を作りました。
いつも通り死の匂いがするような詞になっちゃいましたが、サビのフレーズはもちろん故クリス・コーネルのSoundgardenのヒット曲を拝借しています。往々にして亡くなった人の作品は偉大に見えるし、賞賛に値するというような風潮があるけど、それらを語る時には、正しいリスペクトを忘れずに気をつけろよ、というような自戒の念も少しだけ含めてます。
楽曲的にはビッグビートやネオアコ、ダブなど色んな要素が混ざってるような気がしますが、制作時は特に何にも考えずに5人で作っていったら何故かこうなった、という仕上がりになってます。奥行きがあって、沢山の雰囲気で「何?」となってるうちにサラッと曲が終わるみたいな感じなのかな。
それにしても音楽の歩幅が広い器用なメンバーに恵まれたなぁと思ってます。
YOMOYA 山本たつき